探偵事務所に浮気調査を依頼したい!でもわからないことが多くて、依頼に踏み切れない方の質問にお答えします。今回は「 浮気調査の体験談について 」です。
目次
Q1. 実際に探偵に浮気調査を依頼した人の体験から、感想を知りたいです。
探偵事務所は全国に5,000社あり、首都圏から地方までさまざまなスタイルの事務所が存在しています。依頼の内容によって、「やってよかった!」という意見もあれば、「最初の話と違う!」という意見もあります。
ここでは、浮気調査の体験談として、ありがちな意見を紹介していきます。『なぜその感想を持つようになったかというポイント』も紹介しますので、確認してみてください。
やっぱり総額で20万円かかった!最初の説明と違う!
浮気調査を依頼した男性(40代)です。首都圏在住で、数ある探偵社の中から1社を選び、10時間パックの調査契約を結びました。
妻が浮気相手と会う確率の高い週末のある日を狙って、調査の依頼をかけたんです。ところが、妻はその日に結婚式に招待されていて、「泊まってくる」という言葉は本当のものだとわかりました。
予想がハズれてしまい、その10時間の調査については空振りで終わりました。次のチャンスを待って、また10時間のパック料金を支払って、ようやく証拠がとれたんです。
私が見た妻のメールでは「泊り・楽しみ」といったやりとりがあったので、その日に浮気が確定だと思いました。探偵さんもその段階で、「浮気はほぼ濃厚」と言っていたので、料金を支払ったんです。しかし、ハズれることもあるという結果になり、結局は10時間追加し、20万円支払って証拠がとれました。
元探偵による「感想のポイント」
浮気調査をすれば、100%証拠がとれる保証はありません。ここが依頼者がマイナスな感想を持つポイントになります。
『この日に調査をしてほしい!と判断したのは料金を支払う依頼者です』その任務を受けて、探偵事務所は正規に調査をして、報告書をあげています。調査をした結果、『当日10時間に対しては浮気は確認できなかったという調査結果』を伝えています。しかし、これを「証拠がとれてないのだから何もやってない!お金を払いたくない!」というのは契約違反になります。※各探偵事務所の契約形態にもよるので、このケースを例にした場合をあげています。
探偵事務所は「100%証拠がとれる保証はない」ことも重要事項説明で話しており、依頼者も合意してサインしているのです。依頼者心理としては、「お金を払ったのだから、成果が得られなければおかしい」と思うでしょう。
しかし、これを「最初の説明と違う!調査すれば証拠がとれると言った!」と感じてしまいました。これは、商品の売買を行えば、支払ったお金に対して商品を受け取るという感覚です。
依頼する方の心情としては当然のことと思います。結局、あとの10時間で完璧な証拠がとれ、浮気は確定しました。
※探偵事務所の名をかたった悪質な業者は存在します。
本当は10時間の調査で、あまり調べずに終わって「浮気の事実はない」と報告するケースもあるようです。しかし、この調査で依頼を受けた探偵は正規に調査をしているのです。悪質業者のケースもあるため、探偵にマイナスイメージを抱く依頼者の方もいるでしょう。
やはりポイントになるのは、探偵選びと無料相談での詳しい説明になります。『お互いが合意していることを確認』した上で契約書にサインすることです。
やってよかった!30万円かかると思ってたのが6万円で浮気の証拠がとれました!
浮気調査を依頼した女性(30代)です。地方在住のため、県内に3ヶ所だけある探偵事務所の中から近いところに頼みました。
ネットで県外の探偵事務所のことも調べ、実際に調査をすれば、だいたい30万円はかかるだろうと見込んでいました。それを覚悟で、思い切って地元の探偵事務所に依頼したんです。
私は夫の浮気にうすうす気づいていました。夫は週末になると友だちと泊りで出かけることが多くなったんです。夫婦なので、ハッキリした浮気の手がかりがなくても、だいたい夫の様子がおかしいところは気づいています。そこで、週末に「友だちの家で飲んでくるから、帰らないと思う。」と言った日に調査してもらうことにしたんです。そこの探偵事務所では、3時間から調査を受け付けていました。
金曜日の仕事終わりから調べてもらって、夫が本当に友達の家に行ってるか確認してもらいました。すると、やっぱり他の女のアパートに入って、翌朝の10時ころに部屋を出たのがわかりました。
前日の夜3時間と、翌早朝の3時間の合計6時間で浮気の証拠がとれました。30万円を覚悟していたのに、6万円で証拠がとれたので、やってよかったと思います。
元探偵による「感想のポイント」
夫婦であれば、お互いの様子の変化はハッキリわかるでしょう。この依頼者の方は、夫が浮気していることに気付き、普段の行動からパターンを読み取っていました。「たまの週末に泊りに行く」という行動が、浮気調査をする日時を特定したのです。これが的中し、たった6万円で浮気の証拠をとることができました。
やはり「浮気に関する手がかり、普段の行動や会話をチェック」することで、調査日時を絞り込むことができたといえます。この手がかりは、メールや通話内容、SNSメッセージなども有力な情報となります。
こうした手がかりが多く、そこに浮気の日を特定するような会話があった場合に調査をすると成果が出やすいでしょう。そして、探偵事務所の料金システムを活用したことも大きなプラスポイントです。
最初から30時間パックなどの料金を支払いませんでした。浮気調査をする時間帯を絞り、夜の3時間で相手女性の部屋に入るシーンを押さえることに成功しています。翌日は出てくる時間帯も不明なので、朝から3時間だけ調査を依頼しています。朝7:00~調査を開始して、10:00に部屋から出てくるシーンを押さえています。
パートナーの車がアパートの駐車場に一晩とめてあるのも確認しているため、その部屋に女性といた事実がハッキリしました。この調査は、「浮気の情報」と「料金システムの活用」によって、『ピンポイントに調査を依頼』することができています。その結果、依頼者が想定していた30万円を大幅にけずり、6万円で動かぬ証拠がとれたのです。